過去のへろへろ日記
〜電脳魔法商会 記録室〜
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2002.12.31
 長い長いご無沙汰でした。
 で、年の瀬も年の瀬、新年へのカウントダウンが始まったこんな時間に、こんな更新をしてる俺って一体(滝汗)。
 せっかくお正月前なので、ちょこちょこリニューアルをしようと大掃除を終えた後にいじってたら、結構大規模な工事になってしまいました(苦笑)。各コンテンツの名前も変えてたりしますが、中身はまだちゃんと修正できてません。これからやります、すみません。
 それにしても本当に11月からこっちというもの、サイト更新のみならずネット全般に全く死んでいる状態でした、その間メールをいただいた方にはかなりの割合で大変失礼をしています・・・・申し訳ありません。
 このお正月はゆっくり時間があるので、いろいろ真面目にやろうと思ってます。
 というわけで、来年(1時間後にはもう「今年」だよ・・・)も当サイトをよろしくお願いします。 


2002.11.11

 ぬああ、あっという間にまた一ヶ月ほど更新サボってしまいました。
 とりあえず近況報告。最近あんまし本読んでないです(泣)。そういや、ここんとこ結構真面目に働いて、バテてましたね。最近復活してきて、でも本は読まずサイト更新もせず小説も書かず、ごろごろしたりビデオを観たりしてます。先日は、「まほろまてぃっく」を一気借りしてきたんですが・・・その瞬間、30代男子所帯持ちとして何かをかなぐり捨ててしまったような気がするのは気のせいでしょうか。
 あと、数少ない読書としては、時雨沢恵一「キノの旅」シリーズを読み始めたりするんですが・・・久々に読んだジュニアもの属性の小説なんですが、深いですね。ブギーポップを例に出すまでもなく、電撃はやはり舐めてはいけないというのを再認識しました。うおう、感想書きてえ。でもここで書くと書評で書くネタが(つーか書評を更新しなさいっての)。
 久しぶりの割に短いですが、ともかく本日はこれにて。でも、次の更新はできるだけ早くしたいなと思ってます、その予定です。でも予定は未定という言葉もあります(おい)。
 というわけで、気長にお待ちを・・・ 


2002.10.14

 久々に世間の人並みに三連休貰えたので、更新に小説書きに励もうと思っていたら、風邪をひいてだらだらしてしまい、結局ほとんど何もせずじまい。サイトの更新も日記だけやるのがやっと。ぐったり寝込むほどひどくはないのですが、微熱がずるずる続いて倦怠感がすごく、何かやろうとするにはかなりシンドイ。今日になってやっとマシになってきたかと思ったら、風邪薬呑むのをやめるとまた微熱復活。たまりません。健康なときにちゃんと自己管理してないから、いざというときにこういうコトになるんだよなあ、きっと。
 ところで、こうして沈んでいる間も、何故かアクセス解析だけはマメに覗いていました。
 この一週間、最もよくウチのサイトを訪れてくれたのは、
「世にも奇妙な物語 林原めぐみ」
 のキーワードで検索された方々でした。やはり根強い林原人気。みんなそんなにアヤナミが好きか?(ちょっと違う)。
 ですが、先日の日記では結局林原めぐみについてほとんど触れていなかったので、せっかく検索でヒットしても、がっかりして帰られた方も多かったのではないかと拝察します。
 なので、もうちょっと真面目に「声を聞かせて」での林原めぐみについて語ってみたいと思います。
 やっぱり、エヴァ以降、人間離れしているというか浮世離れしているというか、「フツーじゃない女の人」の声をやらせると、この人に勝てる人は多分いないなー、というのが素直な感想。
 例えばクライマックスの「肉体なんて、邪魔なだけ」なんて台詞。
 滅茶苦茶クールで非人間的で、それなのに凄く感情・実感がこもっている。
 こんな複雑なニュアンスの声の演技が出来るのは、林原さんしかいないです、きっと。
 それにしても、ギャグ系にはじけたキャラから綾波のようなクール系、コナンの灰原のような悪女(?)系など、様々なタイプの役をそつなくこなす彼女ですが、先日の「アメリ」吹替版でのオドレイ・トトゥの役だけは、俺的に見るとちょっと失敗だったような・・・。たしかに相変わらず素敵で可愛くて上手いんですが、どうも林原さんだとかっこよすぎです。アメリの素頓狂なキャラクターの性格上、もっとおどおどして、なおかつお転婆な(お転婆ってところでは上手く表現されてたかなとも思うけど)、泥臭い声の方が似合うと思います。かといって、誰が適役かとか声優さんに詳しくないので具体的に挙げられないですが(苦笑)
 なんつって、声優の世界にはまるで無知な俺が、こんな風に偉そうに批評するなんて、随分僭越なことをしてしまいました。不愉快に思われた方がいらしたら、どうかお許しを。

 話は変わって。うちの書評部屋も更新止まって久しいですが、本自体は(比較的)真面目に読んでます。更新に反映されてないだけです(させろよ)。
 ときに、本日読み始めたのは、話題のこの一冊、乙一「GOTH(ゴス) リストカット事件」
 自分の周囲のあらゆる人が絶賛しているばかりか、ダ・ヴィンチでも外れのない「プラチナ本」とやらに指定され、あまつさえ二階堂黎人氏も日記で褒められていた(微妙な言い回しではありますが)ので、これは絶対読まねばと。
 実際、読み始めてみると、かなーりダークでグロテスクな話ながら、面白いです。そして上手い。
 設定も展開も主人公達の思考回路も、どれをとっても相当おぞましいのに、読み進むうちに妙に切なくなってきたり、グロテスクさを美しく感じるようになってきたり。気が付くと、物語の中の非常識が自分の美意識を浸食してきているのです(おっと、こんなに感想書いたら書評に書くことなくなるじゃん)。俺なんぞよりずっと若いのにこんな話が書けるなんて、スゴイの一言。
 ですが、この本を読み始めて以来、サントリー「BOSS」のCMで浜崎あゆみが歌っている歌の歌詞、
「BOSS♪いつもそばに居てね♪」
 が、
「GOTH(ゴス)♪いつも、そばに居てね♪」
 と聞こえるようになってしまい、困っています(ボキャ天かよ)。
 いやだぜ、この本に出てくるみたいなサイコな連中が、いつも傍にいたらさ(滝汗)


02.10.05

 そういえば、更新さぼっている間にいろいろあったのに、報告するのを忘れていました。
 一個目。
 このサイトもおかげ様で30000アクセスを突破しました。って、こんなに長いことやってる割には少ない数字みたいですね。管理人がズボラだから仕方ないですが。
 ちなみに30000キリ番をゲットしたのは・・・・またです・・・もう、やだ(泣)何かに祟られてるに違いない。
 二番目。
 7月にそう嬉しくもない誕生日を迎えたりしまして、とうとう30の大台に乗りました。
 諸行無常、ヒトはトシをトルもの、いつか死ぬもの、と割り切っているつもりの俺も、いざ20代にお別れとなると、俺はいままでの人生で何を成したのだろう・・・?などと分不相応に悩んだりします。
 とりあえずこのまま老け込んでいくのは癪なので、知的でセクシーな中年を目指します(無理)。目標は真田広之か佐藤浩市(絶対無理)。
 あととりあえず、しつこく公言してきた、モノカキで身を立てられるようになる、という目標も、いい加減そろそろ何らかのメドを立てたいです。マジで。
 今回の更新は、リンクページを若干修正したのみ。幻想住人録666さんのアドレスを変更しましたー。クトゥルーさん主宰のこのサイト、俺は小説書くときの資料代わりに使わせていただいてます。今更ですがお世話になってます(お辞儀)。
 ちなみに、昨日の日記って、寝不足でふらふらしながら書いただけあって、文章結構変です(笑)どうかすると電波系みたいだ(笑)<いつもか?


2002.10.04

 今夜は、「世にも奇妙な物語 秋の特別編」を思わず観てしまいました。
 というか、「世にも〜」は、俺自身は好きなんですが、妻が嫌いだということで、ビデオで録画して観たので今観終わったところです(笑)。
 なんか、あのブラック感じのオチが妻は嫌いなんだそうで。わかるような気も。
 それはともかく、見終わった感想。
 それなりに面白かったですが、なんか以前と比べるとちょっとパンチが弱かったような。
 そんな中でも、アヤナミ、じゃなかった林原めぐみ様がコワイ女の声で出演の、「声を聞かせて」はマジで怖くて気に入りました。
 ちなみに、コレに加藤晴彦の彼女役で出演の市川実和子。
 普遍的意味での美人とは違うような気がしますが、インパクトあって愛嬌あってなんかいいなーと思いまして、サーチエンジンで身長を調べたりしましたがわかりません。
 いや、最近お気に入りのタレントの身長を調べるのが癖になってまして。
 自分、身長が160くらい(しかも正確には微妙に足らない)しかないんで、最近の若い女の子には結構見下ろされたりするコトが多いのです。ちなみにテレビに出てる女の子なんて、大概私は見下ろされる計算になります。それをいちいちわざわざ確認してどーすんだ、という感じではありますが(自虐癖があるらしい>俺)。
 んで、藤原紀香主演の「昨日の君は別の君 明日の私は別の私」も、オチが概ね予想できるにも関わらずつい涙ぐんでしまうのは、私が歳をとったということなんでしょうか。
 しかし、こうして自分が「面白い」と思った作品をチェックしてみると、たいてい原作付きのヤツが多いように思うのは気のせいでしょうか・・・
 ああ、なんか映像部屋に書くべきネタのような今回の日記です。
 しかし、映像部屋もコミック部屋も、どっちも日常的にネタはあっても感想らしい感想をまともに書けないまま時が過ぎていっている気がするので、コーナーとしては廃止して日記の中で取り上げるようにするかもです。


02.09.30

 先日、日記でも鮎川哲也氏逝去の話を書きましたが、クサレ本格ミステリ書き志望者(実力もなく根性もなく、しかるべき努力もできてないのにそうなりたい、といい年して夢幻を追いかけている、という意味の「クサレ」。別にクサレた本格ミステリを書きたいと思っているというワケではありません(笑))の俺としては、巨匠亡き後の「鮎川哲也賞」の審査員はどなたが後任になるのか、とても気になります。まさか、先生が亡くなったからって、賞そのものがなくなったりしませんよね?>東京創元社様 最期まで熱かった鮎川先生の本格ミステリへの想いを後世に受け継いでいく意味で、よりこの賞が大きく大きく、日本のミステリ界をリードしていくものになっていくよう、お祈りいたしております〜。
 話は変わりますが、今月は晶文社国書刊行会からバークリーの新刊が出るので、ウキウキです。シェリンガムのクサレ名探偵ぶり(「クサレ」ってフレーズが好きなのか?>俺)にまた逢える〜
 
 今回は日記の他には更新してないのですが、トップページに貼らせていただいていた「ダイナミックリング」のナビゲーションバーを昨日取り外させていただいてたのを報告し忘れていたので、改めて。10月末で閉鎖されるとのことなので・・・長いことお世話になりました。そういえば、先日は超盛況ゲッターファンサイト「爆裂戦争機械」が閉鎖されたのでしたし、なんだかすごく寂しいです。ダイナミックリングの管理者ナツキさんにも、「爆裂〜」の管理者えみりーさんにも、最近はずっと不義理しっぱなしでした(というか今もしてる(恥))。というか、ウチのサイトに来訪してくださる方のゲッターファン率はかなり高いのですが、ゲッターのページも半年止まってるし、なんかこんな状態のウチがだらだら存在していることが、許されていいのかな・・・と少し悩んでみたり。そう思ってたら、「更新頑張ってください!」というメールをいただいたりしたので、こんなウチみたいなトコロでも、楽しんでいただける方がいる間は、存在価値があるのかな、と少し元気になりました。


2002.09.29

 何を思ったか三日連続毎日更新。
 リンクページを若干修正しました。この半年くらいこんな更新しかしとらんような気が。あと、一応前回分くらいは日記をインデックスページに残しておくことにしました。

 ところで、ショーシャンクめの最近の現実逃避コース(笑)は、主にオンラインゲーム。最近韓国で大流行のオンラインRPG「リネージュ」や「ラグナロク」がなんとなく面白そうで手を出しそうになったのですが、ちょこっと無料体験コース(ちなみにやったのは古代の朝鮮半島を舞台にした「風の王国」)のをやってみて、やっぱり俺のような人付き合いが苦手な怠け者がやるべき遊びではないと考え、一人でちょこちょこ遊べるヤツを探して、やってみてます。
 ひとつは、コレ。「キャラバン」
 オーソドックスなファンタジーRPGで、他のプレイヤーとパーティーも組んだりできるのですが、時間を示し合わせたりする必要がなくマイペースでプレイできるのが有り難い。ただ、一日一回しかプレイできない上、一回あたりのプレイで進められる量がとても限られているので、ちょっと物足りない感じではあります。
 もうひとつは、「モンスターの王様」。モンスターを育てて鍛えて強くしてモンスターキングにするという、育成RPGなんですが、シンプルなシステムの割に異様にはまります。ちなみに「2」もあるんですが、自分は「1」の方が好きかな。
 どっちも無料。オススメです。他にもやってみたいゲームはいろいろありますが、また現実逃避が進んでしまいそうなんで自制してます、はい。
 しかし、ここんとこの日記ってミステリサイトでもゲッターサイトでもヒッチコックサイトでもないような内容ばっかしですなあ>俺 前から時々わかんなくなるのですが、俺は何屋さんなのでしょう。アイデンティティが崩壊してるぞ(笑)。

02.09.28

 今やるべきことから現実逃避して、何故か真面目に更新する俺(ダメじゃん)。と言いつつ、日記の他には自己紹介だけなんですが(またかよ)。
 今日は、元タイムレッド・タツヤの永井大とガオレッド獅子の金子昇、元アギトの賀集利樹が一同に介する「最強の男は誰だ! 壮絶筋肉バトル!! スポーツマンNo.1」が放送される日なので観る気でいたら、妻に「真珠夫人完結版」を観たいと言われあっさりチャンネルを奪われる。
 「真珠夫人」は昼ドラで放送していたときから、主人公カップルの逸脱暴走純愛ぶり、その周囲の人々のコワレぶりを垣間見て大笑いしていたんですが(真っ昼間なんで、流石にたまにしか観られませんでしたが)、今回その総集編的な構成のこの番組、全体のストーリーもさることながら、時折コワレキャラが吐き捨てる台詞もサイコー。
 大和田伸也演じる荘田勝平成り上がりオヤジが、ベッドで体を許さない瑠璃子さんに叩きつける台詞、
「こうなったら腕ずくでなにするぞ」(昼ドラだから具体的に言うとマズいのか?)
 や、
 直也と瑠璃子の妄想純愛関係を知った直也の妻・登美子が当の直也相手に喚き散らす、
「あんたたちが粘着テープみたいにくっつくのは耐えられないのよっ!!」
(他に比喩はなかったのかっっ?!)
 とか。(滝汗)
 その他、登美子さんが嫉妬に狂った顔がなにげに猫目小僧みたいだったり、江守徹のナレーションが普段淡々としてるくせにクライマックスに入ると歌舞伎調に白熱してくるところとか、本筋に関係ないところでウケまくってしまいました。
 しっかし客観的に観ると、迷惑な純愛もあったもんだよなあ(ファンの人ごめんなさい)。
 ドラマ終了後チャンネルを変えてみると、まだ特撮ヒーロー同窓会(失礼)は続行中でした。一番贔屓にしていたタイムレッド永井が優勝したので、思わず握り拳。しかし、タイムレンジャーの頃もかっこよかったけど、ここ1年くらいで本当に「漢(オトコ)の顔」になったなあ>永井くん 思わず感涙。
 そーいや、「真珠夫人」で直也さん役の葛山信吾も、仮面ライダークウガで一条刑事役のヒトでした。
 今夜はトクサツの日か。  


02.09.27

 しばらく長らくいろいろあって更新お休みしていましたが、本日はショックなことがあったので。
 日本本格ミステリ界の長老であらせられた、鮎川哲也氏がお亡くなりになったそうです。
 って、さっき二階堂黎人さんの日記を見て知ったのですが。正直悲しみが止まりません。
 かなりのご高齢にも関わらず、ずっと現役で頑張っておられたので、これからもずっとずっとご活躍されるであろうと、お別れが来るにしてももっともっと先だろうと勝手に思っていたので・・・あの世まで追いかけてお帰りいただくよう交渉したい気分(笑)。「白樺荘事件」、どうなったんでしょう・・・・。
 そういえばその昔、ニフティサーブの推理小説フォーラムで活動させていただいていたころ、「りら荘事件」のネタバレ会議室なんかをやったことがありまして、そのとき先生からは、二階堂さん経由で喜びのメッセージをいただいたりしたのでした。懐かしい・・・
 それにしても、鮎川先生もまた、死ぬまで物書きでいらっしゃいました。最近、先生の過去の作品が相次いで再刊されましたが、その都度大幅に自作に手を入れておられたようです。そして、鮎川哲也賞の審査や光文社「本格推理」の審査。現役の本格ミステリ書きであり、また後輩を温かく見守り育てる大先輩。本格ミステリに生き、本格ミステリに死す、という感じの生涯ですよね。正直、憧れます――ミステリを愛する者かくあらん。こういう人生をお手本に出来たらなあ。
 いろいろ書いてますが、自分も鮎川作品を愛する者ながら、まだまだ知識も浅い者ゆえ、以上の解釈に誤解や不十分な点があったらすみません。ただ、純粋にそのミステリ書きとしての姿勢に深く深く尊敬の念を抱いていた、というところだけわかっていただければ・・・
 ともあれ、心からご冥福をお祈りします。
 天国では、先輩作家の諸先生と、ミステリ談義を闘わせておられるんだろうなあ。


02.07.17

 調子に乗って、本日も日記のみ更新。昨日、日記を更新したらタイミングが良くて、「ミステリ系更新されてますリンク」の一番上に一時的に名前が載る。すると結構アクセス数が跳ね上がったので、気をよくして本日もついつい日記を。そんなにアクセス数を気にするなんて、我ながら俗物だなあと思いますが(笑)
 さて、先述の「更新されてますリンク」からのアクセス数なんかも、先日つけたアクセス解析によって割り出すことができるわけなんですが、この間久々に面白い検索キーワードに遭遇しました。
・・・・「探偵 睡眠時間」
 探偵という職業に就いている方が寝不足になりやすいかとか、不眠症にかかりやすいかとか、よく使われる「探偵は眠らない」というフレーズが現実かどうかとか調べてらっしゃるのでしょうか。検索を行った方の意図は知りようがないのですが、機会があれば是非聞いてみたいような(^^;
 ちなみに、この直後に、
・・・・「猫 睡眠時間」。
 というキーワードでも検索されておりまして、おそらく上記のものと同じ方が使われたと推測されます。二つ並べてみるとさらに意図不明(自分に想像力がないだけかもですが)で、謎は深まるばかり。ひょっとして猫と探偵の睡眠時間は統計的に何か関連性があったりするんでしょうか(どんなだ)。もしくは、猫と探偵は生物学的に共通点が多いことを実証しようと研究されているとか。そういえばホームズ・ポアロに御手洗潔と、名探偵は我が儘気儘な行動が多いように思いますが、それは彼らが猫だったからなのか。
 この歴史的大発見の喜びに是非とも立ち合いたく。この検索キーワードでウチのサイトに流れ着かれた方、この日記をごらんになられたらご一報ください(笑)


02.07.16

 うきー、夏は熱帯夜で眠れない分、真面目に更新できる時期だというのに。またもちと間が空いてしまいました。
 ですが、今回は言い訳がありますぜ。(笑)
 うちで従来ネット活動に用いていたパソコンは、ウィンドウズ95発売当時に購入した大年寄りパソ。ですが、私は怠け者(毎度のコトですが)なので、メモリやHDDの増設もせず、ずるずると現在まで使用し続けていました。で、実は1年ほど前にそんな生活にピリオドを打つべくNEWパソを購入。しかしそれも、ネットの諸設定やこのサイトのデータなどを移すのが面倒くさいので、専らCD作成・デジカメ取り込み用端末としてのみしか使っていなかったのです。
 が、いかんです。ついに旧マシンも限界が訪れたらしく、ブラウザは立ち上がらないは文字化けはするわ、いよいよ天然ボケが激しくなってきたので、新マシンに活動拠点を移すべく、ここ2週間ほど頑張っておったのです。なんかモデムとの相性が悪いのか、接続がろくろく出来ず設定をいじり倒す日々が続いておりましたが現在はなんとか復旧。日記のみでも更新しようと復活した次第です。というか、やっぱり他のトコ更新しないときでも、やっぱり日記だけでもサクサク更新しようかなと。でないと、結構日記に使おうと思ってたネタはいろいろあるのに、いざ更新のトキになると忘れてたりするんですよね(笑)

 ときに。本日は給料日だったので、本屋に行って来ました。
 で、創元推理文庫の新刊、バリンジャーの「煙で描いた肖像画」を購入。しかし、このタイトルって、なんかどっかで見たようなと思ってたら、先日小学館から発売されて速攻で買った、「煙の中の肖像」と翻訳が違うだけの同一作品であることが判明して大ショック(笑)創元の方は「完訳」と称されているし、バリンジャー自身が書いた「自作を語る」一文が付いていたりとお得で、無駄な買い物ではないのだが、なんでこんな近接した時期に全く違う出版社から同じ作品が?訳者同士が翻訳対決でもしてらっしゃるのでしょうか(笑)。だからというわけではないけれど、出だしの文章を比べて遊んでみたり。すると、文脈こそ同じでも結構違う言い回しが使われていて、それを見るだけでも楽しめるので、とりあえず今回はいい買い物をしたことにしておきます(真面目なファンなら、デフォルトで双方揃えたりなさるんでしょうが、私はまだバリンジャーに関しては初心者どころの話ではないので(^^;)これから読むところだし)。しかし、「とはいっても」と「それに」は日本語では全く意味が違うと思うのだけど。。。もとはどんな英語だったんでしょ(英語は全くだめなので想像できず>自分)

 というわけで、今回は日記のみの更新ですが近いうちに必ず他のトコも・・・今しばらくお待ちを。


02.07.04

 約3カ月ぶりに甘口書評を更新。10冊以上もためてたので、一気に書くと息切れがします、マジで。
 まあ、こんなことができたのも、今日が仕事休みで、比較的のんびりできる時間があったからなんですが。って、今まで休みがなかったわけではないので、更新が遅いのは単に私が怠け者だからです(笑)すみません。ちなみにためてるのは書評だけではなく、映画もコミックも感想書いてないヤツ山ほどたまってます。こっちも近日中になんとかしたいなあ。

 それはそうと、ちょっと話題としては遅いですが、地味だけれど堅実な仕事をしてくれているのでショーシャンクは大好きだった出版社、社会思想社が倒産していまいました。
 この出版社と出会ったのは、15年程前のゲームブックブームのときのこと。スティーヴ・ジャクソンとイアン・リビングストンのゲームブックを「ファイティング・ファンタジー」シリーズとして次々出版し、あまつさえゲームブックならびにTRPGの専門雑誌「ウォーロック」を刊行したりしていました。ちなみに「ウォーロック」は、毎月買っていた時期もありまして、休刊になったときには心底哀しかったのです。無論、おかたい会社名にふさわしく、他にも堅実な仕事をしておられまして(というかそっちが本業か(^^;))、ドキュメンタリーや古典の中に混じって神話・伝説の本なんかも多く出版されてたので、ファンタジー好きの私はとてもお世話になりました。でもって、ミステリ好きの方には、「修道士カドフェル」のシリーズなんかも愛読されていた方も多いはず。本当に、ショーシャンクめは二重にも三重にもお世話になった出版社さんなんですよねえ。今回、倒産の情報を見てて、社員が5人しかいなかったことに、改めて驚いてみたり。そんな少人数で、あんないろんな仕事をこなしてたんだ。会社は小さくても、ずっと頑張ってきたんだろうに、と思うとますます切なくなりま す。世の中本当にせち辛いなあ。不況ってやーね。
 でも、せこい性格の俺は、倒産で処分された在庫が、安く古本屋なんかに流れないかな、などと邪な期待を抱いてしまったりして(苦笑)。でも、世間に同じ事を考えた人は結構いるに違いない、うん、特に古本好きの人は。そうでしょ?(誰に言ってるんだ誰に)


02.07.01

うーむ、更新しようしようと思いつつ、てれてれしてるうちに、気づくともう一カ月近くさぼってたんですねえ。というわけで今回はリンクと自己紹介と小説部屋を更新。「ヤヌスの子供たち」第6話をアップ。ちなみに、今度の「ヤヌスの子供たち」、俺の作品には珍しく(苦笑)評判が良いのです。はじめましてな人から感想メールなんかいただいたの、初めてだ・・・それだけに、毎話アップする度に、今度こそ「やっぱし期待外れかよ!!」という非難が飛んでくるのではないかとビクビクしてるんですが(笑)今回はどうなんでしょ。

 もうほとんどの方が気づいてらっしゃると思うのですが、ウチのサイトには春頃からアクセス解析なるものがくっついております。いや、これでココにおいでくださるみなさまがどこのリンクを辿っていらっしゃってるかわかるんですが、面白いです、マジで(笑)。
 検索で一番ウチのサイトをひっかけてくださってるキーワードは、やはり「ゲッターロボ」と「安楽椅子探偵」、それと映画情報でも探索してらっしゃるのかな?「ショーシャンク」というのでも結構いらっしゃってます。ちなみに一番曲者なのは「安楽椅子探偵」。しかし、おそらく本当に安楽椅子探偵モノのミステリに関心がある方はほとんどいらっしゃらないであろうと推測されます。そう、世間で「安楽椅子探偵」というキーワードでメジャーなのは、やはり俺も大好きな大人気新本格作家ビッグネームお二方による、某局の某ドラマ。ですから、先日の「安楽椅子探偵とUFOの夜」放送時の前後には、一日に100〜200のアクセスがありました。泡銭に近いものがあるとはいえ、アクセスが増えるのは嬉しかったのですが、このキーワードで来られたみなさんの大半が「ケッ!!全然関係ねえじゃん!!」「紛らわしいコトバ使うんじゃねえよ!」とか「この詐欺サイトが!死ね!!」と か思って帰られたに違いないと思うと、夜も眠くなるまで眠れません(被害妄想)。ここに迷い込んだのがきっかけで、安楽椅子探偵ジャンルのミステリに興味を持たれた方が少しでもいらっしゃったら、粋龍堂店主としては嬉しいんですが・・・こればっかりは知る術がありません。ともかく、こういうバブリーな時期のおこぼれ的アクセス増以外には、来客ペースは地味だってことで。いや、真面目に更新しないのがアクセス数停滞の最大の要因だとは自分でも分かってるんですが・・・

 ちなみに、近況。うちの職場の後輩、水戯ちゃんがはまっているというゲーム「サモンナイト2」。
 先日ブックオフを散策していたら発見したので、なんとなく買ってしまってプレイ開始。うーん、ゲーム始めると人生全般に他のことほったらかし始めるから、しばらくゲームはしない決意をしていたのに。しかし、ファンタジー小説はムアコックが好き、魔法は召喚系が好き、ゲームはメガテン贔屓(語れるほどはやりこんでないけど)という俺は、「サモン(召喚)」というキーワードに弱いので、気になってたんだよー。ちなみに主役の名前は「エルリック」(笑)、使い魔の名前は「アリオッチ」でプレイ中。元ネタとゲーム両方知っている人がいたら、絶対どつかれそうなセレクトであります(笑)
 
 それにしても、知らないうちにウチのサイト、4周年なんですねえ。なんか、そのうち半分は休眠状態だったような気もしますが(苦笑)、こんなサイトなのにご愛顧いただきまして、本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。  


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