noise:バックナンバー(2004年05〜6月)
保管して置くほど大した内容ではないけれど、一応。
2004.06.05
最近また疲れ気味で、更新するネタがうかびません…ほとんど本も読んでないし。
なので、猫の写真で勘弁してください。
実は先日アップした看板画像がどうもイマヒトツのような気がしていて、かといって新たな怪獣コラを創る気力もない(おまけに、こないだ長年使い慣れたスグレモノの画像ソフトを誤ってアンインストールしてしまったし…)ので、猫でごまかします。困ったときの猫頼みです。
あとの更新は、リンクの追加とか。
幻影城、大枚はたいて買ってからもう10年近い。その間ずっと積読です。最近、自分が抱えている積読は一生の間に読み終えることはないんじゃないかという恐怖に怯えています(滝汗)。ああ、もっと早く本を読める目と認識速度と集中力が欲しい。
最近読了した唯一の本はコレだけ。しかもコミック。
・西原理恵子「毎日かあさん カニ母編」(bk1)
うーん、エキサイティングな子育て。この人はどこまでも身体を張った芸風を貫くのね(笑)。どこまで本当かわかんないけど、どこまでも破天荒なサイバラ一家の日常生活に大笑いしつつ、ときどき不意打ちをくらって涙噴き出そうになります。「いつか」とか、何度読んでも泣ける。離婚しちゃったけど、やっぱりサイバラさんは鴨ちゃんをどこまでも愛しているのだなあ、と思う。いつか――いつか本当に、サイバラさんのところに帰ってきてあげてください、鴨ちゃん。
2004.05.19
職場の大先輩Mさんは、ちょくちょくウチのサイトを覗いてくださってるようです。それは有り難いのですが、お願いだから職場でハンドルネームを呼ぶのは勘弁してください。
上司にまでハンドルで呼ばれた日にゃあ、どういうリアクション返したらいいかわかんないっす(笑)。
キルビル2相変わらず観てません。くそー。
えー、ミステリーズ短編賞、さんざんココで受理されなかった、郵便局のあほー、とか嘆いておりましたが、先日、ちゃんと創元さんから結果通知が届きました。ええ、受理されてたんですなちゃんと。必着でなかったのにも関わらず。創元社様の寛大さに感謝すると共に、次回からはちゃんと応募規約を忠実に守れるようにしようと心に誓う次第。しかし、応募総数も倍近くはね上がったというのに、相変わらず一次選考で壮絶に絞り込まれるんですねえ(滝汗)。一度でいいからこの賞の一次選考を突破してみたい…(笑)
そういえば新潟にアルカイダが。
新潟といえば、お世話になってる藤沢直弥さんのホームタウン。
最近CUTTINGEDGEがアクセスできなくなってたんで心肺してたんですが、もしやアルカイダにやられたのか?!(時期違うがな)
いや、藤沢さんの所在が知れないのはマジで気になります。
復活まもなくのことでもあったし。元気でいらっしゃるといいんだけどれども。
・チキンラーメン売り上げ過去最高
個人的には、仲間由起恵効果だと思う。
・世界初の恐怖症辞典
素直に興味深いです。「hipomonsteresquipedalophobia(長い文章を読んだり喋ることの恐怖症)」には大笑い。
・世にも奇妙な物語(微妙にR指定)
大爆笑。他のマークでもこんなのあったら観たいなあ。
なんか、最近疲れてるのでダラダラした更新になっちまいました。
2004.05.11
GWも終わってしまったというのに、キルビルVol2をまだ観に行ってないことに気づいて愕然。うああ、Vol1のDVDはちゃんとゲットしたというのに。でもってソレには割引券も付いてるっていうのに。このまま上映期間逃したら、一生後悔もんだあ。
それはともかく、ここんとこは真面目に本読んでます。
GW終了後の方が、確実に読書時間増えてます(笑)。GW中はアニメ観るのに忙しかったからねー。
てなわけで読了報告いきます。
・北山猛邦「『アリス・ミラー城』殺人事件」(→bk1)
初めての北山さん。クロック城もアルファベット荘も未読なんですが、面白かったですよ。結構反則スレスレ(それもむしろ反則側に限りなく近いが(笑))なメイントリックですが、俺的にはこういうの好きだなあ。幻想小説寄りな感じもしますが、臆面のない物理トリックの数々が、実にマッチしてる。この辺から考えると、もう大規模な物理トリックというのははっきり「幻想」「幻影」「夢幻」の世界に属する性質の仕掛けとなりつつあるのかも、と思索してみたり。
あと、出てくる探偵たちが、割と各々出番が少ないのに、きっちり自己主張してるところも好きです。個人的には観月氏の非常識ぶりが気に入ってます。
・飛鳥部勝則「ラミア虐殺」(→bk1)
むう。これは本格といえるのか?いや、きっちり謎解きもしてるから、いえると思うけど、自分としてはホラー・アクションとして読んでしまいましたねえ。終盤の展開で、私はこの作品(リンク先を見るとネタバレ可能性大。覚悟のある方のみクリック推奨)を咄嗟に思い浮かべましたが、みなさまはいかが?ともかく、面白かったです。あ、この方も初めて読む作家さんだ。こんな変則技から読んでしまって良かったのだろうか(笑)
・ドナルド・J・ソボル「2分間ミステリ」(→bk1)
やー、最近はミステリクイズが流行ですか。はっきり言ってほとんど正解当てられなかったです(爆死)。結構、ものすごーい細かい伏線がヒントになっているので、つい読み飛ばしてしまう自分は全然推理できなかったという。まあ、問題編がおそろしく短いので、こういう手がかりの隠し方をしないと全編手がかりみたいになっちゃいますからね。でも、このテの事件を解決しただけでハレジアン博士が名探偵と呼ばれるのはどうかと思います(笑)
・大森望・豊崎由美「文学賞メッタ斬り!」(→bk1)
うははははは、本当に勉強になって面白かったですよ。こんなに出版業界のウラを暴露しちゃっていいのでしょうか。とりあえず、自分の読書傾向にとっての注目すべき文学賞はばっちり分かりましたね。あと、もっと各賞の選評を読もうと思いました。渡辺淳一面白すぎ。
・原寮「そして夜は甦る」(→bk1)
いや、この人のお名前の「リョウ」さんは「寮」じゃないのはわかってるんだけど、やっぱり平仮名で書くと間抜けに見えるんだもの…
藤沢さんのオススメに従って読んでみました。
かっこいいっす。多くを語らず描写せず、だけど鮮やかに浮かび上がる沢崎の個性と生き様。これぞハードボイルド。でも、真相はややこしくて、理解するのに時間かかってしまいました。俺の頭が悪いのかもですが。
・西崎憲「世界の果ての庭」(→bk1)
とりあえず巷間の多くの皆様と同じく、あの帯の惹句は詐欺だと思った(笑)。各エピソードはそれなりに面白いと思ったんですが、これは俺がミステリ者だからでしょうか、どうしても最後でどう物語が結びつくのか、驚愕の真相を求めて読んでしまいましたからねえ…
でも、全体的に綺麗なお話でした。本の装丁と同じく。
自分が好きなのは、おかーさんが若くなる病気にかかるエピソード。何故か涙がこぼれました。
そういやガンスリとかコミックの感想もいろいろ書きたいんだった。
しかし読了後感想書かずに放置してあるコミックって多すぎです>俺
2004.05.04
先日から締め切りに間に合った間に合わないでわあわあ騒いでいた「ミステリーズ!短編賞」ですが、先日1次選考の通過作が発表になりました。創元さんは1次選考でかなり絞り込まれるので、通過しないことについては格別落ち込みもしないのですが、今の段階になっても結果通知が届かない(創元さんは、落選した場合でも通知をくださるのです)ってことは、やはり受理されなかったのねー(泣)>自分の原稿
くよくよしても仕方ないので(悪いのは結局自分だし)、今後の投稿スケジュールをより真剣に考えることにします。負けてたまるかー。
だからというわけではないけれど、今回投稿した2作品のうちの片方「二度は死なない」をアップ。まあ、小粒な上に無理無理な話なんですが、良かったら暇つぶしにでも読んでやって下さい。
ところで、先日壁紙やトップ絵を変更したら、なんだかページ全体が暗く寒々とした色合いになってしまったので、テキスト領域の背景色をいじってみました。といっても、いじったのはもう3日以上前。その際、メインの更新はしていないのに色だけ変更した状態でアップしたので、アンテナや更新チェッカーで更新状況を把握されている方には紛らわしい思いをさせてしまったかも知れません。すみません。
ちなみに今年のGWですが、今まで図書館という基本的に土日が仕事な職場にいたのであんまりまとまった休みは貰ったことがなかったのですが、新職場で土日が休みになったので5連休中です。素直に嬉しいですが、せっかく憶えた新しい仕事を忘れてしまいそうでオソロシイです(笑)。
それはともかく、俺のGWの過ごし方は…
ヲタクに相応しくアニメ三昧でございます(笑)
まあ、所帯持ちなので一日テレビにかじりついてるなんてことは出来ないのですが、この春からうちが加入しているケーブルテレビで「アニマックス」が観られるようになりまして、「アニメ黄金(ゴールド)ラッシュ」という企画をやってます。文字通り、GWにいろいろな人気作品を一挙放送しちゃおう、というものなのですが、今回は録画したい番組が3つも。「ベルサイユのばら」「エリア88」「ガンスリンガー・ガール」、「ベルばら」は昼12時から午後3時頃までずっとやっていて、午後5時30分からはエリア88、夜中1時に「ガンスリ」とかいう時間割なので、予約録画を駆使しつつ結構手間がかかります。でもまあ、GWも終盤ですが、無事全話録画出来そうです。
ちなみに今回、自分的に魂を揺さぶられているのは「ガンスリンガー・ガール」原作まで買って読む勢いです。
正直な話をしますと、最初はナメてました>「ガンスリ」。最近の妹萌えブームに便乗した、萌えとアクションを組み合わせただけの作品かと、設定のサワリを聞いた時には思ったのです。
ところが――実際に観て読んでしてみると、このえげつなさ、切なさ、深さはどうですか。
いろんなことを真剣に考えてしまいましたよ――
「条件付け」によって担当者を愛する彼女らを観て、人の感情・愛情なんて所詮体内の化学物質の移動によって起こるものだし、人を愛するということ、その他自分が「こう思う」「感じる」という気持ちは、一体何の意味があるのか、彼女らと普通の人間に何の差があるのかと考えたり。
彼女らは非合法で非人間的な活動に利用され、世間一般の常識ではとても幸福とはいえないのだけれど、だけど義体となる以外に生きる道はなかったわけで、そして手を血に染めながらも、担当官との間に絆を育てることでささやかな喜びを得て生きる目的を得てるわけで。そこから、人間のシアワセって一体なんだろうと思ってみたり。
人の生きることの悲しみと痛みと、その底にひっそりと在る幸福が、最も過激な形ではあるがふんだんに盛り込まれている感じです。
かわいそうなのがダメ!という方には悲惨すぎてオススメできないですが。ガンアクションが好きな方、コミックを通じて人生を考えたい方(笑)は、是非ご賞味下さい。
・ルパン三世風タイトルメーカー&異議申し立てジェネレーター
面白い!結構はまります。というわけで作ってみました。→ルパン →異議
どうでしょう。
・リアルパックマン開催
この調子でリアルマリオとかゼビウスとかどうでしょう(マリオはともかくゼビウスは無理か)。
・謎の大怪獣カード
うはははっ!大笑いしました。いいですねーこのデザイン・ネーミング、どれをとっても安易でチープ!カテゴリーKあたりのラインナップ、なんか宣弘社作品に出てきそうなスタイリッシュさじゃないですか。いいなあ。それにしても、ジョーカーに描かれている仮面ライダーのバチモンみたいなヒーローが気になる…