noise:バックナンバー(2003年5〜10月)
保管して置くほど大した内容ではないけれど、一応。
2003.09.28
最近、BS−iで「特別狙撃隊S.W.A.T.」が放送されていますが、どうやら昔妻はこれをリアルタイムで観ていたらしく、懐かしがって保存したがるので、全話録画敢行中です。
自分はこの番組は初鑑賞なのですが、いや、面白いですね。制作された年代が年代なので、アクションも映像も妙に古めかしいですが、出てくる犯人たちも時々時代を先取りしていたりして(例えば第3話のサイコな犯人は今でいう典型的ストーカー)。
ただ、少なくとも自分のイメージでは、SWATってのは飽くまで狙撃隊であるので、立てこもり事件の際に犯人を狙撃したり、強行突入したりという感じだと思ってたんですが、この番組では囮捜査はするわ聞き込みはするわ現場検証はするわ、まるで「特別狙撃隊」とは思えないような広範囲の仕事をこなしています(笑)。
まあ、第1話でホンドー隊長はこんな台詞を言ってるので、それが正しいとすると、このドラマのこうした設定も全くおかしくないのですが。
「我々の任務は特殊なものだ。大事件とか非常事態とか、異常な事件の際に出動する」
・・・えーと、普通犯罪とはたいていそんなものではないのでしょうか。
現実のトコロは一体どうなんでしょ。どちらにしろ、日本の刑事ドラマだって設定が大嘘でも面白いからまあ許されているものもいっぱいあるので(例:一所轄署の刑事の癖に他の署の刑事たちに指図してこき使う「西部警察」の刑事達)、飽くまでフィクション、と割り切って観るのが正しい楽しみ方なのでしょうが。
それはまあいいとして、、BS−iの「特別狙撃隊S.W.A.T.」紹介ページ、各話のストーリー紹介が中身ほとんどデタラメに入れ替わってるみたいなんですけど。来週にはもう放送終わるのに。このまま通すつもりか・・・(滝汗)
ところで、今回の放送はリメイク・劇場版「S.W.A.T」の公開に合わせた企画のようなのですが、観たとこ微妙に隊のメンバー編成が変わってます。女性隊員がいることや、ホンドー隊長が黒人名優サミュエル・L・ジャクソンだったりするのは、時代の流れなんだろうか、と思ってみたり。ともかく、こっちも面白そうなんで、観に行こうかどうか悩んでいます。
2003.09.26
10月なんて遠い先、もう少し余裕がある、なんて思ってたらもう目の前ですね(滝汗)。サイトのリニューアル作業、遅々としてはおりますが一応進んでいます。といっても背景画像とトップ画像(例の萌え?画像の代わりですね)を製作し終わり、レイアウト決めたくらいですが。結構楽しんでます。サイトの来訪者様に受けるかどうかは・・・まあ微妙ではありますが(笑)。
それはそうと、先日の萌え画像について、よしさんから貴重なアドヴァイスをいただきました。
あの2等身キャラは、描き終えた当初、眼鏡をかけておりませんでした。しかし、我がサイト開設当初からの数少ないリピーターの一人、よしさんがスジガネ入りの眼鏡萌え(参考:2002年3月20日の日記)だったことを不意に思い出し(いや、自分もよしさんほどではなくても、眼鏡萌えのケは十分あるのですが)、よしさん並びにそのサイトに来訪されている眼鏡好きご一同様を一気に味方に付けようという実に邪きわまりない動機で、後から眼鏡を描き足したのです。
ところが・・・よしさんからメールでいただいた反応は実に手厳しく、眼鏡萌え道の厳しさを改めて痛感せざるを得ないものでした。
まず、画像そのものに関する感想は「あまり萌えない」、そして、
「目がデカイ、眼鏡デカイ等のデフォルメ過多系」はダメだ、と・・・
思いやり深いよしさんは、「これが自分の好みの問題で、イラスト自体がダメとかいうことではない」とフォローして下さっていますが、それこそが余計に、眼鏡道の深遠さを表しています。
眼鏡はただかけていれば萌えるというモノではない。
大きさ、デフォルメ具合、目との調和など、微妙にして様々な要素が組み合わさって初めて、それぞれの眼鏡愛好家のみなさまの萌えにつながるのだということを――不肖繭田は今回学びましたのであります。
今回のことで繭田は、その浅はかさを恥じ、より深く眼鏡道を極め、今度は確実によしさんのハートをぶち抜く画像に挑戦しようと心に決めました(ホントにか)。でもまあ、そんなスゴイ眼鏡画像はそう簡単に描けるわけもないので、今回トップに載せるために準備したのは全く別系統の画像なんですが。ともかく、あまり期待せずにお待ち下さい(笑)。
でも、あの画像をアップして以来、検索で「萌え画像」っつーキーワードでいらっしゃる方がぼつぼつ増えつつあるのは、皮肉つーか複雑な心境ですねー(笑)
別に評判が良かったわけでもなんでもないのですが、調子に乗ってまた和む(フツーの人はなごまんだろう>自分)画像を製作。今度は、図書館で地球文化に触れ、その多様さにコンフュージョンしてるメタリノームです(なんじゃそら)。
昨夜バンデル星人をアップしてから、つい自宅にあるフィギュアの類でどんな画像が出来るかばかり考えてる自分がいます(笑)。とりあえず件の萌え画像も、現在までの反応は『萌えない』という声の方が多い(といっても感想聞かせてくれたのは二人くらい・・・しかも一人は身内)ので、このまま和む(和まねえっての)画像系でサイトのデザインを考えて行こうかなとも……
ちなみに何を血迷ったか、ここんとこ毎日更新してますね(笑)>俺 明日は飲み会なので更新できないですが、この勢いのまま新サイトを旗揚げできればと思います!
2003.09.14
いやー、休止中にふさわしく、本当に長いこと沈んでました〜(笑)このサイト
その間、このページ冒頭に書いてある「休止理由」である「本当にやりたいこと」が進んだかと言いますと・・・
皆無
に近かったです・・・マジで。何のための休止。結局は生業が妙に忙しく、へばって何もやる気力が起きなくなっていました。いや、物理的な意味ではそれほど多忙でもなかったような気もしますが、また職場環境が変わって、精神的にずっしりと、恒常的に重荷を抱えてる感じで。その間の愚痴を言い出すと、長くなるので避けますが。
ともかく、こーゆー精神状態がずっと続いているので、サイトの活動を休止しててもそうでなくても、、あまり本来の「やりたいこと」には関係ないような気がしてきたので、近々サイト運営を正式に再開しようと考えています。ですが、ここのサイトの運営が滞りがちになっていた要因には、マンネリという要素もかなりあると思われますので、サイト名を改め、ハンドルも改めて再出発するつもりです。といっても、そもそもが無芸な人間なので、それほど新しいコトが出来るわけもなく、コンテンツの内容はほぼ同じものになります。ただ、トップページのレイアウトや構成は大幅に変えようかなと。でもって、内容が古くなったものは修正を加え、改訂版としてアップしたりもしたいです。
・・・で。
何か新しいコトをやりたい、と考えた結果、何故か「萌えな看板キャラを創造したい」という妙な欲求に駆られまして(滝汗)。先日、休日をほぼ丸一日かけて、イラストを描いてしまいました。といっても、そもそも皆様ご存じな通り、イラストは得意ではない俺なので、完成こそしたものの、正式に看板娘として使って良いのかどうか、正直踏ん切りがつきません。
そこで、そのイラストをここにアップしましたので、これを見られたモノ好きな方のうち、一人でも萌えたという反応がありましたら、正式に新サイトでの看板娘に決定したいと思います。・・・うーん、ますます30代男子所帯持ちとして道を踏み外していってるような気がしますが・・・
ちなみに、新サイトは10月には立ち上げ予定。
ハンドルを今まで一部で使用していた「繭田恭生(まゆだ・やすき)」という名前に統一・変更し、サイト名は
「繭田屋夢遊堂(まゆだやむゆうどう)」とします。
まあ、所詮俺のやることですから(笑)、今までと同じくそう大したことはできないと思いますが、改装後もなにとぞよろしくお願いします。
2003.05.14
よしさんからご指摘もありましたが、実はサイト休止前より更新が頻繁です(笑)>ウチのサイト2003.05.07
正式に更新お休みを宣言する以前にも、随分と更新サボっていた期間があったワケで。その間、更新のネタが全くなかったかと言われれば違いまして。ようするに気力が萎えて形に出来なかったのですな(恥)。
というわけで、更新サボリ期間に読んだ本の感想を簡単に。「甘口書評」簡易版ってワケで。
1.ジム・トンプスン「ポップ1280」(→bk1)
単なる馬鹿で下品な男かと思いきや、おそろしく狡猾で深遠な主人公ニックの造形が悪夢のように魅力的。解説で吉野仁氏が引用している評論家オブライエンの言葉「安物雑貨店のドストエフスキー」という賛辞に激しく同意。
2.米澤穂信「氷菓」(→bk1)
本自体は薄くてお手軽なのに、この登場人物達の存在感と数々の謎解きのお得感、そしてラストの印象深さはどうよ。最近のジュニア小説は本当に油断できんな・・・
3.浦賀和宏「眠りの牢獄」(→bk1)
実は初浦賀(笑)。うん、このオチは俺的には「アリ」ですね。でもラストはいまひとつご都合過ぎるような気もしますがいかがでしょ。
4.ピーター・ディキンスン「毒の神託」(→bk1)
ミステリ部分より、沼族やクカト国の描写の方を楽しんでしまいました(笑)。あとは、モリスとダイナの仲睦まじい様子とか。ともかく、濃い口でたっぷり楽しめる一冊でした。
5.別冊宝島Real043「まれに見るバカ女」(→bk1)
いろいろな裏話は面白いけど、ライターによっては単なる的はずれな揚げ足取りに終始しているのがいただけません。
6.法月綸太郎「誰彼(たそがれ)」(→bk1)
コリン・デクスター風味な論理の構築と破壊、試行錯誤が美味しゅうございました。丁度白装束が流行中の今読むと、80年代終わりと現在との電波系の比較が楽しめる(笑)
ちなみに、この更新は「吸血鬼ゴケミドロ」を鑑賞しながら。いやー、前回も書きましたけど面白い。何度観ても飽きないや。
2003.05.01
上記に書きました通り、しばらくお休みになります当サイトですが、ここだけは更新します。あと、掲示板の類は閉鎖しません(やっぱり未練がましいな・・・>俺)。
近況。松竹の名作SF・ホラー映画4作品がセットになった、「S−F−CUBE」なるDVD−BOXをDVDプレイヤー持ってないのに衝動買いして、後悔はしていないが何か悪い遊びに手を染めてしまったかのような感覚に襲われてます。
それにしてもゴケミドロ面白いなあ。